2014年7月6日日曜日

モンベルの沢靴 サワーシューズのフェルト張り替え

そろそろ沢登りの季節ですね。

私が愛用してる沢靴はモンベルの「サワーシューズ」です。
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1125301

こいつのフェルト張り替えに成功したので、やり方をメモしておきます。

まず、基本になる情報は次のところで下調べしました。
「ウエーディングシューズ・フエルト張り替え作戦」
http://www.geocities.jp/hebereke_623/tozantai/sawagutu/fuerutoharikae.html

でも、じつをいうと、これって靴底がしっかりしたタイプのやつしか張り替えてないんですよね。
サワーシューズは靴っぽさもあるけど中身は足袋タイプのやつで、フェルトを剥したら底面は1.5mmのゴムしかありません。


この通り、ベコベコの柔らかさです(゜o゜;

そもそもモンベルのwebショップにも「※ソールの張り替えはできません。」という記述があり、公式には張り替え不能ということなのでした。
(やり始めてからそれに気付いたというのは内緒です(笑))

でも、ちょっと工夫をすればできます☆
それは貼り付け時にプラスチックの板を使って靴の内側から補強しておくという方法です。
順を追って説明しましょう。


用意するもの
  • フェルト (amazonで角切りのやつが買える)
  • ボンドG17 (100均でもある。4本以上準備しておいたほうがいい)
  • OPPテープ (これも100均。幅5cmぐらいが適当)
  • クラフトナイフ
  • 厚さ2.3mmぐらいのポリプロピレンの板 (適当なしなりが欲しいので手近に探してたら100均のA4クリップボードが良さそうなので流用した。)
  • 熱湯に耐える缶
  • 新聞紙

まず、フェルトを剥すところまでは上記参考サイトに書いてある方法でできます。

実際やってみると、しっかり温めておかないと1発では剥せませんでした。
フェルトの接着面までお湯にしっかり浸しましょう。
私は金属製の缶を使いました。温めてる間は蓋もしました。
沈めるためにおもりも入れましょう。

ゴムの保護のため、剥すのにカッターは使わないほうがよさそうです。
最初から最後まで手だけで剥せましたが、少々力が必要です。
どうしても剥れないなら温めたりないということかもしれません。


剥しても毛はまだ残ってると思います
これをできるだけ除去しましょう。

どこまで取れば良いのかは私も経験がないのでわかりません。
ただ、取っておかないとマズいような気がするから取ったというだけです(^^;
除去する方法は、使えそうな道具もなかったので手でむしり取るだけです・・原始的ですが(-_-;


次に、プラスチックの板を切り出しますが、そのためにはまず形をとらなければなりません。
  • フェルトを剥した靴の底にOPPテープを全面に貼り付けます。
  • 靴の内側から触って底の内部の形を確かめながらテープ上にペンでなぞります。このとき内側ぴったりにフィットするような形を描きましょう。
  • テープを剥して、プラスチック板に貼り移します。
  • 描いた形に沿って切り抜きます。


そう、足袋のように親指が分かれてるんです。
これもきっちりと形をとりましょう。
板の材質は適当な堅さがありつつ微妙にしなることが必要です。
とりあえず2.3mm厚のポリプロピレンではうまくいきました。


さあ、この板を靴の中に入れてやれば、後は上記参考サイトと同じ要領でできます。
ちなみに板がないと中に新聞紙を詰めるのがうまくいきません。
わざわざ板を両足それぞれに作らなくても板を裏返せばもう片方に使えます。ただし片足ずつ貼り付け作業することになります。

フェルトに接着剤を塗るとき2度塗りしますが、なんだかんだで片足につきボンド2本使う覚悟で臨みましょう。
足りなくなって慌てて買いにいくことのないように(^^;

それと、切り出したフェルトのどちらの面に接着剤を塗るのかを間違えないように!

圧着させる時、靴の上に乗ってジャンプするとかして思いっきり体重をかけて踏み付けるといいかと思います。

ぐるぐる巻きにするときのテープはOPPテープでできます。



黒いフェルトってあまり売られてないので、モンベルの元のとは違う色になりました


(2014.07.07) 剥すときカッターは使うべきではないという注意書きを追加しました

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